食事中に立ち歩いてしまったり、手を止めてしまったりと、食事に時間がかかってしまうことはありませんか?そのようなときは、食事に集中できる環境を整えましょう。
いきなり全部は難しいと思うので、できるものから取り入れていきましょう。

テレビは消しましょう
食事中はテレビを消しましょう。テレビから流れてくる音や映像はとても刺激的です。食事中にテレビがついていると夢中になってしまい、手が止まってしまいます。
また、テレビに気が行ってしまうと、充分に味を感じていない、噛んでいない、満腹を感じにくいなどにつながり、味覚や噛む力が育ちにくくなってしまいます。
今からでも遅くはありません。テレビは食べた後に見ればいいだけです。見たい番組がある場合は録画をしてあげるなどと、工夫もできますね。
気が散るようなものを遠ざけましょう
子どもの集中力は、小さな刺激であっても、そこに気をとられ、途切れてしまうことがあります。
おもちゃ、食事には必要のないものは、近くに置かないようにしましょう。
食事の時間までにお腹をすかせる心がけを
お腹が空いていなければ、食事もすすみませんね。おやつを食べる時間、食べる量に気をつけましょう。空腹であれば、なんだっておいしく感じますね。
食べやすいように工夫しましょう
食べやすい形、固さにしたり、苦手な食材は細かく刻んで何かにまぜたりして、食べやすくしましょう。食べる時間を減らせます。食事の時間が長いと途中で飽きてしまい、席を離れてしまいますね。

食事の時間は30分程度で切り上げてしまいましょう
食事の時間があまりに長いと、子どももママもいやになってしまいます。食べる時間を長くすれば、多少、食べる量が増えるかもしれませんが、食べるのが早くなるわけではありません。だらだらいつまでも食べるのではなく、時間を決めて食べましょう。
食べきれる量を用意しましょう
こどもにとって、全部食べた!という経験は自信につながります。「全部食べられて、すごいね」ってママにほめられたら、きっと、うれしいですね。
ちょっと少ないくらいの量がちょうどよいです。足りないときは、きっと、こどものほうから、「おかわり」と言ってくれますよ。
食事の時間は親子ともに楽しい時間にしましょう
残さず食べてほしい、色々な種類のものを食べてほしい、バランスよく食べてほしい…という考え方は大切ですし、ママならそう願いますね。
しかし、食べたから受け入れられる、食べないから不満げな態度を示されるのは、子どもにとっては不本意なのかもしれません。
やっぱり食事は、こどももママも楽しいのが一番。親子の気分の良い関わりの中で、色々な味を経験することが大切です。
全部食べれなくても「○○食べられたね」「昨日よりもいっぱい食べられたね」と声をかけ、ほめて、こどもの頑張りを認めていくのが楽しい食事につながっていきます。
まとめ
①テレビは消しましょう
②気が散るようなものを遠ざけましょう
③食事の時間までにお腹をすかせる心がけを
④食べやすいように工夫しましょう
⑤食事の時間は30分程度で切り上げてしまいましょう
⑥食べきれる量を用意しましょう
⑦食事の時間は親子ともに楽しい時間にしましょう
以上、食べるのが遅い子への工夫を7つ、紹介しました。負担を感じないもの、できるものから取り入れていきましょう。
最後に
食べムラがあったり、まだ遊びたい気持ちがあったり、眠くて機嫌が悪かったりと、色々なときがありますね。
ちょっとした工夫で、悩みが解決することもあります。子どももママも食事の時間が楽しくなるといいですね。
おやつについてはこちらを参考にしてくださいね。

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