3歳までの子どもにとって、「自分は愛される大切な存在だ」と絶対的な安心感を得ることが、脳の発達に非常に重要だと言われています。
そのためには親が我が子を愛しいと思い、その気持ちを言葉や行動で伝えることは必要です。
しかし、頭では分かっていても、子どものしつけを気にするあまり、子どもに注意することばかりになって、パパやママの気持ちが疲れてしまうことがあります。そうなれば、「この子から離れたい」という感情が働き、愛情あふれる言葉がけや行動ができなくなってしまいます。そんな時こそ気分転換が必要です。
親子のいい関係は、遊びの共有体験の中で育まれます。親子で楽しめる遊びを紹介します。ぜひ、親子で楽しい時間を過ごしましょう。

体を使ったふれあい遊び
スキンシップや楽しい共有体験をする事で、一緒に楽しみを分かち合うという共有の心を育てます。笑顔が増え、コミュニケーションが深まります。
最初は子どもの反応があまり良くなくても、続けるうちに親子で笑顔になっていくでしょう。
《遊びの具体例》
•いないいないばぁをする
•くすぐり合う
•高い高いをする
•外向き抱っこでブランコ
•伸ばした膝の上に子どもが座り、膝を揺らして電車ごっこ
•お膝のお山の滑り台
•手をつないで、布団にダイブ
•子どもを背中に乗せて、お馬さんになる
•親子で向かい合って足を合わせて、両手をつないで、ギッコンバッタン
•パパママがトンネルを作ってトンネルくぐりなど
おもちゃを使った遊び
何をして遊んであげたらいいか、悩む時もありますね。おもちゃで一緒に遊びましょう。
《遊びの具体例》

•ボール遊び
•風船遊び
•積み木遊び
•紙ちぎり遊び
•音のなるおもちゃで音あそび
•洗濯バサミ遊び(厚紙にはさむ)
パパとママ2人がいたら
•バスタオルブランコ(バスタオルに子どもが寝転がり、パパとママでバスタオルの端を持ってゆらす)
絵本を一緒に読みましょう
絵本は気持ちを落ち着かせるのにとても有効です。子どもを膝に入れて、読んであげたら、それだけで十分スキンシップになりますね!

絵本の読み聞かせの効果や年齢に合わせた選び方については下記の記事をご覧ください。

散歩に出かけましょう
子どももぐずったり、ママもイライラしたら、散歩に出かけましょう。気候のいい時、夏なら夕方、冬ならおひさまが出ている昼間、外に出れば気分転換になりますね!
散歩は、外の景色を楽しんだり、季節を感じたりする事で、様々なものを知るいい経験になります。また、肌が直接外気に触れることは、自立神経を刺激し、体温調節機能を高め、丈夫な体を作ります。
手を繋いで歩けば、子どもの体力向上にもつながり、交通ルールを知らせるいい機会になります。散歩は子どもの成長を促すのに、いいことづくめです。

最後に
毎日、子どものお世話や家事に追われて、忙しいですが、やっぱり親子で楽しく遊ぶ時間も大切にしたいですね。
子育ては忙しく、上手くいくばかりではありませんし、何が正解かもわかりません。でも、親も子どもも、笑顔が多い方が子どもの成長にはいい影響だというのは間違いないでしょう。ぜひ親子で楽しい時間を過ごしてくださいね。
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