
季節や気温によって、服を何枚着せるのか?何を着せたら良いのか、悩みますね。また、年齢によっても少し調整の仕方が違ったりします。どのような服が子どもにとって良いのか紹介します。
子どもの服装は体温調節機能の発達に合わせて行うのがベスト
子どもは薄着のほうが丈夫な身体を作ることができると言われています。しかし、ねんね期の赤ちゃんとそれより大きい赤ちゃん、幼児では少し異なります。
体温調節機能の発達に合わせた衣服の調整を心がけましょう。
生後1〜2ヶ月は保温に注意
生後1~2ヶ月は保温に注意して、大人より1枚多い程度がよいでしょう。それ以降のねんね期は大人と同じくらいの枚数で大丈夫です。
動き出したら大人より1枚少なめに
はいはいや、よちよち歩きの幼児は過ごしやすい季節は、大人より1枚少なめ、冬場は大人と同じにします。走り回るようになったら、動きやすさを重視し、大人の1枚少なめを目安に調節しましょう。
生後1~2ヶ月→大人より1枚多い程度
ねんね期 →大人と同じ
はいはい、よちよち期の1歳ごろ→春・秋は大人より1枚少なめ 冬は大人と同じ
走り回る2歳ごろ→大人より1枚少なめ
子どもの服装、何を着せたらよい?
子どもの服、どんなものを着せたらよいか迷いますね。
基本は半袖肌着+長袖Tシャツ 肌着を着せましょう
半袖肌着+長袖Tシャツが基本です。肌着は吸湿性が高く通気性の良い綿素材の肌着が良いです。綿素材は肌ざわり、着心地もよく、肌を保護してくれます。また、夏は涼しく、冬は暖かく着られます。
夏は半袖肌着+半袖Tシャツ 夏の肌着は汗疹予防に効果的
夏は半袖肌着+半袖Tシャツがよいです。夏場でも肌着を着せるようにすると、肌着が汗を吸い取り、あせもができにくくなります。汗で衣服が濡れた時は、汗が冷えて、体温をうばわれてしまうので、着替えるようにしましょう。
冬は室内は半袖肌着+長袖Tシャツ 外へ出る時は厚手の上着着用を
冬は寒くないかと心配になり、ついつい厚着になりがちです。室内はやはり半袖肌着+長袖Tシャツで過ごします。外に出るときは寒さで体が冷えるので、着脱のできる上着を着ます。厚着にすると、体を動かしにくく、必要以上に汗をかいて体が冷え、風邪をひく原因になります。外に出るときは、上着を着る、室内では上着を脱ぐことを習慣にしていくとよいですね。
春、秋の朝と晩の寒暖差が激しい季節は、薄手の上着を用意し、朝や夕方は上着を着せ、昼間は脱がすようにすると、衣服の調節がしやすいです。
春・秋→半袖肌着+長袖Tシャツ 薄手の上着で調節
夏→半袖肌着+半袖Tシャツ
冬→半袖肌着+長袖Tシャツ 少し厚手の上着で調節