
年齢が上がってくると、体力がつき、昼寝をしなくなったり、夜の寝つきが悪かったり…と困っているママも多いのではと思います。
子育て支援職員の時、寝かしつけについての相談は多くありました。実際の質問とお答えした内容をまとめてみました。
Q. まだ1歳半なのに、お昼寝をなかなかしてくれません。
A. 体力がついてきたこともありますが、年齢に応じた運動量が足りていないのかもしれませんね。お天気が良い日は、公園など、外で体を思いっきり動かして遊ぶのがいいですね。
Q. 夜、なかなか寝てくれません。寝かしつけに1時間以上かかります。どうしたら寝かしつけが早くなりますか?
A. 朝は何時に起きてますか?お昼寝は何時にしていますか?
そのようにご質問をすると、大抵、朝起きるのが遅く、昼寝が夕方までずれ込んでいる事がほとんどでした。
なので、朝はできるだけ7時ぐらいには起きるように心がけ、昼寝は14時半ごろまでにしてみてくださいね。改善していくと思います。
1日は24時間ですが、人間の体内リズムは25時間です。なので、どんどん後ろへ繰り下がっていってしまうので、朝早く起きること、昼寝を切り上げることは、体内リズムを整える意味でも重要です。
寝付きは、寝る前の過ごし方によっても変わって来ます。前回も触れましたが、眠るには自律神経系の副交感神経が優位になることが必要で、寝る直前のテレビの視聴やスマートフォンの光は、副交感神経が優位になるのを妨げます。寝る30分前にはテレビやスマートフォンは見ないようにしましょう。寝付きも早くなります。
それから、これは一緒に働いていた助産師さんが教えてくれたのですが、眠る前、コップに半分程度、牛乳を飲むと寝付きがよくなるようです。昔は風呂上がりに飲むとよいと言われていて、銭湯に牛乳が販売されていましたね。
寝る前の牛乳は安眠効果だけでなく、睡眠中に低下すると言われている血液中のカルシウム濃度が上がり、成長も促さされるというメリットもあります。試す価値はありますね。
Q 昼寝をしなかった日は、夕方ぐずってしまって大変です。お風呂もまだ入っていないのに、夕ご飯中に寝てしまいます。どうしたらいいですか?
A. ぐずってしまう時は、気分転換も兼ねて、お風呂が嫌いなお子さんでなければ、お風呂に入るのも一つの手かもしれませんね。大人もそうですが、お風呂に入るとスッキリします。
その後食事をすれば、お腹もいっぱいになった頃に丁度、眠気がきます。
冬は寝るまえにお風呂に入る方が暖かく眠れるかもしれませんが、夏場は汗もかいて、体力も消耗し、疲れやすくなります。ぜひ試してみてくださいね。
Q何時ごろから、寝かしつけるとよいですか?
ご家庭それぞれのリズムがあるかと思いますが、8時ごろから、寝る前の準備として、歯磨きをしたり、トイレに行ったり、絵本を読んだりすると良いです。毎日のルーティンにしていくと、スムーズに布団に入ってくれるようになりますよ。
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