【乳児編】10ヶ月〜12ヶ月の赤ちゃんの特徴

乳児の特徴

10ヶ月くらいになると、記憶力も育っていきます。
はいはいが上手になったり、つかまり立ちから、つたい歩きができるようになったりします。
動きも活発になり、ますます目が離せない時期です。怪我や事故には充分に気をつけましょう。

怪我や事故を防ぐ工夫5つ

・お風呂の浴槽に水を溜めたままにするのをやめましょう

・赤ちゃんの口に入るサイズのものは、すべて手の届かないところへ片付けましょう

・引き出しや戸棚にはストッパーをつけましょう

・コンセントにはカバーをつけましょう

・階段など、入ると危険な場所には柵をつけて入らないようにしましょう

10ヶ月〜12ヶ月の赤ちゃんの発達と成長

•はいはいで目的物に突進する
•つかまり立ちができる
•つたい歩きをする
•支え歩きをする
•積み木をカチカチと打ち合わせる
•親指と人差し指の2本でものをつまむ
•容器から玩具を出し入れする
•戸棚や引き出しをあける
•両手を支えられて、片足をあげる
•拍手やバイバイなど、身ぶりをまねる
•ママの姿が見えなくなると探す

離乳食を3回に進めましょう

朝、昼、夕の3回与え、食事のリズムを作っていきましょう。急に離乳食を食べなくなったり、食べる量にむらが出てくることもあります。無理なくゆっくりとすすめていきましょう。

食べる量が増えてきたら、食べ物の種類を増やしていきましょう。
栄養補給の主体は、乳汁から食事に移っていきます。質、量共に栄養が過不足なくとれるように、毎回の食品の組み合わせに注意します。また、乳汁の摂取が減ってきて、鉄分が不足しやすくなります。赤身の魚、肉、レバーなどの食品を取り入れ、鉄分が摂取できるよう工夫しましょう。

固さは「歯ぐきでつぶせる固さ」に進めます。5~7mm大に切り、親指と人差し指でつまんで少しの力でつぶれる程度の固さ、バナナの固さが目安です。

過ごしやすい季節は、外気浴や日光浴をしましょう

新鮮な戸外の空気や、明るい太陽の光は欠かすことのできない大切なものです。外遊びは、外の空気にあたり、気候の変化に慣れるだけでなく、皮膚や粘膜が直接、新鮮な空気に触れることによって、自律神経を刺激し、寒冷に対する適応を発達させるのにとてもよいとされています。体温調整機能も高め、風邪の予防にもなります。

日光が皮膚にあたると、血管が拡張して血行が良くなり、皮膚の機能が高まり寒冷に対する抵抗力が増大します。新陳代謝機能も高め、体力の増進につながります。直射日光は紫外線を含んでいるので、皮膚の中の7-デヒドロコレステリンがビタミンDに変化します。これにより、骨の石灰化が促され、クル病を防ぎます。ガラス越しはガラスが紫外線を吸収するため、直射日光を浴びることが大切です。

少しずつトイレでの排泄を知らせていきましょう

子どもがおしっこやウンチをしたそうな時、気づいているママも多いと思います。気づいたとき、トイレやオマルに座らせてみましょう。排尿間隔も長くないので、毎回ではなく、最初は1日1回から、無理なくゆっくりと始めます。おむつをはずした時間を少し作るというものです。

トイレに座っている間は、数をかぞえたり、歌を歌ったりするのがよいでしょう。1歳未満の赤ちゃんなので、嫌がることもなく座ります。こうして、おむつの中で排泄することが当たり前ではないということを、少しずつ知らせていきましょう。

トイレやオマルに座ることに慣れてきたら、朝起きた時、食事の前など、決まった時に習慣化するとよいでしょう。タイミングがあえば、おしっこがでることもあります。朝だけ試す、夜だけ試すでもよいでしょう。

オマルがない、補助便座がない場合は、大人と逆向きに座らせて、体を支えてあげるのがよいでしょう。

最後に

赤ちゃんの成長とともに、お世話がしやすくなったり、おでかけしやすくなりますね。お散歩に出かけると、ママもリフレッシュになります。過ごしやすい季節は積極的にお出かけして、ママも楽しみましょう。

「寝る子は育つ」は本当です!
子どもの睡眠と環境の整え方、年齢に応じた睡眠時間を紹介しています。

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