6月4日〜10日は歯と口の健康習慣です!

子育てヒント

6月4日〜10日は歯と口の健康週間です。歯と口をきれいに保つことは、腸内環境を整えることにもつながり、体の免疫力をアップさせ、丈夫な体を作ります。ぜひこの機会に生活リズムや習慣を見直していきたいですね。

歯と口の健康習慣とは?

日本歯科医師会が「6(む)4(し)」にちなんで6月4日を「むし歯予防デー」として1928年から実施し、2013年より「歯と口の健康週間」となりました。

乳歯の大切な働き

噛むこと

食べ物をよく噛むことで、口の中にたくさん出る唾液は、消化吸収を助ける働きがあります。また、食べる楽しみをしっかり経験することは、心の成長にもつながります。口の周りにはたくさんの神経が集まっているので、嚙む刺激が脳の発達にも良い影響を与えると言われています。

話すこと

前歯が1本なかったら「さしすせそ」を正しく発音することが難しくなります。無理に発音をしようとすると、クセのある発音になったり、しゃべり方にもクセがつくことになります。歯が正しく生えそろっていることで、発音も正しく育ってくるのです。

永久歯を正しく導く

生えそろった乳歯の下では、毎日永久歯が成長し、またあごの骨も永久歯が生えてくるために成長しています。永久歯が大きくなると、乳歯の根は少しずつ吸収されて短くなり、正しく生える場所へと永久歯を導きます。きれいな永久歯のためには、まずは乳歯が健康に生えそろっていることが大切です。

虫歯予防のポイント6つ

虫歯予防は、食べた後の歯みがきが大事なのですが、子どもに歯みがきを嫌がられたりして、大人の思うようにはいかないですね。歯みがき以外にも、予防する方法はあります。ぜひ、生活に取り入れていきたいですね。

食事の飲み物はお茶が水に

・食事の飲み物は、お茶か水など、糖類を含まないものにし、食事のあとは、必ずお茶か水を飲み、食べかすを流す習慣をつけましょう。

おやつは時間と量を決める

・おやつは決まった時間に決めた量だけ食べるようにします。ダラダラ食べること、飲むことは、その時間中、口の中に食べ物がずっとある状態になります。そのような状態になることが虫歯になりやすい環境を作ってしまいます。

虫歯になりやすい食べ物Best3

・虫歯になりやすい食べ物Best3は『飴、チョコレート、ガム』です!(歯科医師がおっしゃってました。)子どもからできるだけ、遠ざけましょう。

毎日の仕上げ磨きの場所を変える

・寝る前の歯みがきは仕上げをしっかりと!でもなかなか嫌がられてできないことがあるかもしれませんね

15秒だけなんとかさせてもらえたら…でも全部の歯をしっかり仕上げ磨きをするのは、ちょっと難しいので、1週間の間になんとか全部を仕上げみがきをするようなイメージで、毎日仕上げをする場所を変えます。なんとなく磨いてると、同じ場所から磨いてて途中で嫌がられた場合、そこだけしか、仕上げ磨きができないということになってしまいます。なので、みがき始めの場所を毎日変えましょう。

定期的に検診とフッ素塗布を

・定期的に歯医者に行き、フッ素を塗ってもらい、検診をしてもらいましょう。そうすることで、虫歯ができても早期発見できて、すぐに治療ができます。また、歯医者さんで、歯みがき指導もしてもらえるので、こどもも親に言われるより、素直に聞いてくれますね。

歯磨きの時間をできるだけ楽しい時間に

・歯みがきの時間をできるだけ楽しく!歌を歌ってあげたりしてもいいですね。今、話題の歯みがきアプリ、楽しく歯みがきができそうですね。試してみては?

最後に

子どもの虫歯は、防げます!食事やおやつの食べ方、時間など、歯みがき以外にも予防する方法をいくつかお伝えしました。ちょっとくらい、仕上げみがきができない日があっても大丈夫です。ぜひ、生活に取りいれてみてくださいね。

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